さみしいから?

2004年11月26日 お仕事
先日、お参りに行った家に着いたのはいいけれど、駐車する場所がない。
困って近場を探していたら、バックミラーに見た事のある人を発見。

それは、以前にお寺の事務所で働いているAさんではないか!?
私は思わず車を止めて、挨拶すると
「ああ、しゅうくんか。変な車がとろとろ走ってると思ったら」
とのご挨拶である。
私の車の後ろ側には、致命的な傷がアリ、しかも修理代惜しさのため、それを自分で不器用に直しているものだから、見る人はみんないぶかしく思うのだ。
デッカいガムを貼付けたような感じである。

しかしAさんは親切にも近くの自分が契約している駐車場に案内してくれた。
ちょうど奥さんと車でお出かけの所だったからよかった。

Aさんは落としに似合わず、おしゃれでダンディーな人だ。年齢からいうおじいちゃんなのだが、そんなところを感じさせない。
しかも、愛妻家。

以前私が「お嫁さん欲しいな〜」というと
「なんでや?」と尋ねられたので
「だって、さみしいし〜」
というと
「なっ! さみしいからか〜」と笑いながらだけれども、少し軽蔑を込めた感じで答えられたのを思い出す。

寂しさを紛らわすために彼女やお嫁さんを求めるのは本当の愛じゃないだろう。
という意味だと後で気づき、恥ずかしいとともに、Aさんの人柄にふれてうれしかった。だいたい、Aさんの時代はお見合いで、知らない間に親が決めていたということが多かったはずだ。
愛は年代を超えているのであった。

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